生後2か月の睡眠時間ってどのくらい?うちの子は大丈夫?解説します!
赤ちゃんは1日のほとんどを寝て過ごします。生後2か月は生後すぐの生活と少し変わってきて、自分の子どもがちゃんとした成長過程をたどっているかが不安になるでしょう。
今回はこのようなお悩みに対して解説していきます。
赤ちゃんは1日のほとんどを寝て過ごします。生後2か月は生後すぐの生活と少し変わってきて、自分の子どもがちゃんとした成長過程をたどっているかが不安になるでしょう。
今回はこのようなお悩みに対して解説していきます。
生後2か月の赤ちゃんの特徴とは?
まずは、生後2か月の赤ちゃんはどのような状態なのか、特徴を解説します。
身体の発達
赤ちゃんは最初の数か月で、身長は毎月約3cm伸び、体重は毎月平均で700〜900gほど増えています。定期健診を受けていくと、身長・体重・頭囲が順調に発達しているかを見てもらえます。
知覚の発達
生後2か月になると視力が発達し、0.1程度になると言われています。物の形がわかるようになり、親の顔の輪郭がわかるようになるため、じっと見つめられることが増えるでしょう。渦巻きや丸などの単純な形を好むようになります。
また、この時期から色が認識できるようになるといわれています。赤ちゃん向けの絵本がわかるようになって興味を示し、集中して見ることが増えるでしょう。
コミュニケーションの発達
徐々に声がだせるようになってきて、泣き声だけはなくなります。「おーあー」「うーうー」「ばーばー」などの言葉がでるようになり、赤ちゃん自身が発する言葉を楽しむようになります。
その時の返事は、赤ちゃんの言葉を真似することも良いのですが、いつも喋る言葉を聞かせてあげることが発達をサポートします。会話が一方的なものでなく、2人以上で相互に行うことであると理解すると、気持ちを伝えるのに努力が必要なのだと感じるそうです。
そして聞くことに繊細になっていき、親が喋る声の調子から、その時の気分を読み取ることができるようになります。いまどんな状況なのかがなんとなく理解できるようになり、例えば夫婦ケンカをしていると赤ちゃんが泣いてしまうのは、怒りの感情を読み取ることができるからだと言われています。
なので赤ちゃんが安心するためにも「これからオムツを変えるよ」や「お散歩にいこうね」など、これから何が起こるのかを話しかけていくようにしましょう。
生後2か月の平均睡眠時間は?
特に睡眠時間は赤ちゃんによって差があり、うちの子は長くないか?短くないか?不安になる方も多いかと思います。
生後2か月での睡眠の特徴を解説していきます。
生後2か月の平均睡眠時間
生後2か月の平均睡眠時間は、断続的に1日14~17時間と言われています。生後すぐの期間と比べて、トータルの睡眠時間は少なくなりますが、1回の睡眠時間が長くなります。昼寝の回数が少なくなる分、夜に6〜8時間くらいぐっすり寝るようになります。少しずつ生活リズムが整っていくなかで、大人の睡眠パターンに近づいていっている過程にあります。
生後2か月は生活リズムが整うまであとちょっと
大人には、日中は起きて夜に寝るという人間本来の生活リズムが備わっています。しかし生後2か月の赤ちゃんは、体内時計がこれから発達していくため、生活リズムを整えるための練習段階の状態です。
睡眠には、レム睡眠とノンレム睡眠が一定周期で繰り返しています。大人はその周期が約90分であることに対して、生後まもない赤ちゃんの周期は40分であり、これがすぐに赤ちゃんが起きてしまう理由です。
敏感に反応してしまい、ちょっとしたことで起きて夜泣きにつながる原因だと言われています。
お世話をする親もしっかりとした睡眠をとりましょう
夜中に起きる赤ちゃんに合わせてお世話をする親はすごく大変です。赤ちゃんが生まれ昼夜問わずにお世話をする生活を続け、2か月目には疲労やストレスが溜まる時期です。赤ちゃんは特に抱っこしているときに、親が疲労やストレスが溜まっていることをすぐに察して、不安になったり泣いたりしてしまいます。親も睡眠不足を感じたら交代で休息をとりましょう。時には祖父母の手を借りたり、一時預かりをしてもらうことなど、他の人の手を借りることも大切です。
生後2か月の生活のポイント
生後2か月の赤ちゃんがしっかり睡眠をとれるように整えていくためのポイントを解説します。
徐々に生活リズムを整えるように環境を整える
赤ちゃんの体内時計が安定して、昼と夜のバランスがわかるようになるのが生後4ヶ月ごろだと言われています。この時期から徐々に、赤ちゃんの起きる時間と寝る時間が同じになるように心がけていきましょう。
夜なかなか寝ついてくれない場合には、朝しっかり日光を浴びせて、日中は明るいところで寝かせ、夜は電気を消して静かな部屋で寝かせるようにして、昼と夜の差がわかりやすいようにすることがコツです。
またお昼寝の時間が長いと夜ねつけなくなる原因にもなるため、夕方には起こして遊ばせるようにしましょう。
両親が共働きの場合、両親の都合を赤ちゃんに合わせるのは大変だと思いますが、理想は21時に寝かせて朝7時に起こせるようにしていきましょう。
身の回りの安全を整える
成長とともに、身体の動きも活発になっていきます。生後2か月だと寝返りができるようになります。その時にベッドから落下しないように、また沈み込むようなマットレスや毛布によって顔を覆って窒息しないように、環境を見直していきましょう。
起きているときはしっかり遊べるようにする
いろいろなものが掴めるような時期になっていきます。特に音に対して敏感になるため、音のなるおもちゃなどを好むようになります。
ただし、寝る前に激しい遊びをするとなかなか寝付けない原因にもなるため、絵本をみたり歌を歌ったりして、リラックスできるような遊びを選びましょう。
寝るときの儀式をつくる
寝るときに必ずやることを作っておくことで、自然と眠りにはいるようになっていきます。
特に一定のリズムや振動が赤ちゃんの眠りを誘えます。たとえば、抱っこしながら一定のゆっくりとしたペースで歩いたり、背中をさすったりトントンしましょう。
お腹の中にいたときのことを思い出して安心すると言われています。
時計まかせにせず赤ちゃんの要望には答える
ここまで説明してきましたが、大人にも仕事や家事の都合があり、できるなら早く生活リズムを整えたいと思っているかたも多くいらっしゃるかと思います。
とはいえ、赤ちゃんのタイミングではない時に無理やり何かをされることは不快に感じて泣いてしまいます。赤ちゃんがどのサイクルですごしたら良いのかがわかるように、整えていくことが大切です。
例えば日中は、お昼寝とミルクと遊びのサイクルを作ることです。赤ちゃんの目がさめたら、すぐにミルクをあげ、少しだけ遊んで、疲れたら寝かせるように、意識していきましょう。おなかがいっぱいになって、楽しく遊んで、ぐっすり寝る、というサイクルができてくると、次に何をするのかがわかりやすいため、突然泣いてしまうことも少なくなるでしょう。
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この記事を書いた人
メルシーママン編集部
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